◆レイズ3―5エンゼルス(13日、タンパベイ・トロピカーナフィールド)

 エンゼルス・大谷翔平投手(24)が13日(日本時間14日)、敵地でのレイズ戦で日本人メジャーリーガーでは初となるサイクル安打を達成した。大谷自身も日本時代含めて初。メジャー通算326度目で、エンゼルスでは2013年のトラウト以来7人目(8度目)の偉業だ。

 初回の1打席目に中堅左へ8号3ランを放つと、2打席目に二塁打、3打席目に三塁打を放ってリーチをかけ、7回2死一塁の4打席目に中前安打を放ってサイクル安打とした。試合後のコメントは以下の通り。

 ―敵地ながらスタンディングオーベーションだった

 「達成したときはうれしかったですね。ただ、すぐ切り替えて。ゲームが続いていたので。ベンチに戻ったらみんな喜んでくれたので、よかったなと思っています」

 ―サイクル安打は野球を初めてから初めて?

 「ホームランを打つ打者ではなかったので。記憶にはないので、初めてじゃないかなと思います」

 ―サイクル安打のイメージは

 「1番はホームランをしっかり打てるパワーと、三塁打が一番難しいと思うので、しっかり長打を三塁打にできる走力が大事かなと思います」

 ―サイクルはどういうイメージか

 「珍しいと思いますね。複数、二塁打やホームランがあってもダメなので、運も必要だと思う。そういうツキもきょうはあったんじゃないかなと思います」

 ―最終打席はどういう気持ちだったか

 「もちろんヒットは打ちたいと思っていたけど、逆にフォアボールでもいいなと思う頭もあったので、そこはすごいよかったかなと思います。実際にボールも選択できてストライクを打ちに行けたのはすごくよかったかなと思います」

 ―サイクル安打経験のあるトラウトからはどんな言葉をかけられたか

 「おめでとう、打ったことはあるのか?と」

 ―試合中に停電もあったが

 「ホームランと二塁打を打った後で、チームも勝っていたので、なんとか(試合が)なしになるのは嫌だなと思っていましたけど。結果的にこうやって勝ことができてよかったなと思います」

 ―なにか予兆はあったか

 「特にはないですね。時差があったので、あまり寝付けなかったなという印象しかないですね。寝た方がいいのは確かなので、今日もぐっすり寝るとは思いますけど」

 ―ヤーブローは昨季3打数無安打2三振に抑えられていたが準備は

 「まずは去年のデータと今年のデータを照らし合わせて、よくなっていたり悪くなっていたりどちらかは分からないですけど、違いを出して。今はどういう球がいいのかを頭に入れながら打席に行くのがいつもなので、いつも通りの準備ができたかなと思います」

 ―1打席目からいい感じだったか

 「(無死一、二塁の)チャンスでしたし、なんとか甘い球を打ちたいと思っていましたけど、そう思っていたところに甘い球が来て結果的にホームランになってくれた感じかなと思います」

 ―カーブ6球での三塁打は狙い通りか?

 「いつ真っすぐが来るのかなと思って待っていましたけど、その中でカーブも拾えるタイミングを取れていたのはよかったなと思います」

 ―狙ってのスリーベースか

 「スリーべースは狙って打てないので、たまたまいいところに飛んでくれた感じかなと思います」

 ―最後にプレッシャーは

 「プレッシャーみたいなのはなかったですよ。チームも勝っていていい流れで来ていたので、そこまで打てなくても。必ず打たないとというプレッシャーはなかったかなと思います」

 ―停電中は

 「いつ(電気が)復旧するか分からなかったので、ケージにいて準備はしていました。(ケージは電気が)ついていましたね。クラブハウスもついていましたし。マシンも動いていました。状況を見ながら」

 ―これまで投手の記録はあったが、バッターの記録はあまりなかったが

 「サイクルは記録の中で特殊かなとは思うので、シーズンはまだ終わっていないので、終わったときに振り返ってみてよかったなと思うことはあるかも知れないですけど、終わるまでしっかり状態をキープして、もっともっと上げていけるように頑張って行きたいなと思います」

 ―サイクルを達成した瞬間の気持ちは

 「詰まっていたので、落ちるかどうか分からなかったので、まずはヒットになってよかったなと思いました。ファーストコーチャーに言われたので、そうかなと」