◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム2―2広島=延長12回規定により引き分け=(13日・札幌ドーム)

 セ・リーグ首位の広島が今季2度目のドロー。交流戦単独最下位に転落し、リーグ2位の巨人に1ゲーム差に迫られた。

 1―1の延長10回2死満塁から鈴木が押し出し四球を選んで勝ち越したが、その裏、交流戦から抑えを任されているヘロニモ・フランスア投手(25)が西川と王柏融に二塁打を浴びて1失点。ドミニカン左腕は「ちょっと球が高くなった」と反省した。佐々岡投手コーチも「逃げ切れるのが一番だけど、これが抑えの難しいところ」と急造守護神をかばった。

 打線は6安打。交流戦9試合でいまだ2ケタ安打がない。交流戦のチーム打率は12球団で唯一2割を割り込む1割9分8厘まで落ちた。12日の同カードに続いて1番でフル出場した長野久義外野手(34)が連日の2安打を放ち、チームの全2得点をマークして気を吐いたが、つながりを欠いた。長野は「またあした、またあした」とポツリ。高ヘッドコーチは「交流戦になって個々の調子が落ちてきているかな。紙一重なんだけどね」と、5月の月間20勝を支えた打線が急降下している点を危惧た。

 最大14だった貯金も8まで減った。緒方孝市監督(50)は「勝つチャンスはあった。勝ち切れなかったのは残念。だけど、負けないことも大事。投手も野手も最後まで頑張ってくれた。あしたにつながる試合だった」と前を向いた。