◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権大会第4日 ▽準々決勝 東海大4―3大商大(13日・神宮)

 大商大(関西六大学)は東海大(首都大学)に逆転負けし、37年ぶり4度目のベスト4進出はならなかった。

 3回、敵失で先取点を挙げ、5回は主将の笹治健汰左翼手(4年)の右犠飛と、岡沢智基捕手(3年)の押し出し死球で2点を加えた。

 だが、3―0とリードしてから、今秋ドラフト候補の大西広樹(4年)が崩れた。5、6回に2点ずつを失い、逆転されて降板。「最後まで投げ切れなかったから、負けたんじゃないか。力不足でした。真っすぐのキレは良かったけど、変化球が浮き気味だった。勝てなくて申し訳ない」と自分を責めた。

 富山陽一監督(54)は「今日が実力でしょう。ここ一番で頑張らないと。一番しんどいところで抑えられる投手じゃないとダメ。まだまだでしょう」と、さらなるレベルアップを求めた。

 打線は10安打を放ちながらも適時打が出ず、東海大の原田泰成(4年)、山崎伊織、小郷賢人(ともに3年)の最速150キロ超トリオに17三振を喫した。9回2死二塁で空振り三振に倒れた笹治は「ああいう場面で回ってきて打てないのは、自分の未熟さ」と涙を流した。