連日の日本人投手撃ちでエンゼルス・大谷翔平が乗ってきた。フリーウエー・シリーズ第2戦の11日、ドジャース・前田健太から弾丸ライナーを右翼席へ突き刺した。



 初回2死。今季絶好調の前田が無難に立ち上がるかと見えた。その出はなをくじいた。この先制ソロ本塁打でリズムを乱した前田は、この回一挙5失点。5月以降無傷の4連勝中だったがそれも止まり、3敗目を喫した。

 日本人対決でのホームランは2009年に福留孝介が中日の先輩・川上憲伸から放ってから、10年間出ていなかった。それを、大谷が8日、花巻東の先輩・菊池雄星から豪快な一発を見舞い、止まっていた時の針を動かしたばかり。そのわずか3日後に、またも打った。

 エンゼルスは来月にも菊池のマリナーズと6試合、前田のドジャースと2試合が組まれ、9月には田中将大のヤンキースとも3試合ある。新たな日本人対決はこれからもどんどん増えていく。

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過去に最も対戦が多かった日本人対決とは?


 では過去ある日本人対決で最も対戦が多かったのは誰と誰なのだろうか。相性などを見る上で最低限のサンプルとなりえる10打席以上の日本人対決をピックアップしてみた。

 最多は岩村明憲対松坂大輔の37打席。結果は32打数12安打の打率・375、二塁打2本、1本塁打、5四球、8三振で岩村に分がある。2008年にはレイズとデビルレイズによるア・リーグ優勝決定シリーズでも対戦した。

 2位はイチロー対松坂の32打席。こちらは27打数7安打の打率・259、二塁打3本、5四球、4三振。日本時代から何度も見られた名勝負だった。

 3位はイチロー対ダルビッシュの24打席。24打数8安打の打率・333、二塁打2本、三塁打1本、3三振とイチローに分があり。続く4位は2つ。19打席で、松井秀喜対松坂(18打数5安打の打率・278、二塁打2本、5四球、1三振)と、川﨑宗則対黒田博樹(16打数7安打の打率・438、二塁打1本、2四球、1三振)。川﨑はメジャー全投手の中でもクリス・ティルマンとの21打席に次ぎ黒田との対戦が最も多く、放った7安打もメジャー投手で最多。メジャー時代最大の得意投手だったと言っていい。

 以下、14打席はイチロー対野茂(4安打、打率・333)と松井秀対野茂(5安打、1本塁打、打率・417)。13打席はイチロー対上原(2安打、打率・154)と、川﨑対ダルビッシュ(3安打、打率・273)、城島健司対松坂(3安打、打率・231)の3つ。11打席は松井秀対岡島(3安打、打率・300)。10打席は2つでイチロー対田沢(2安打、打率・200)と新庄対野茂(1安打、打率・143)だった。

 大谷のメジャーでの戦いはまだ始まったばかり。今後も繰り広げられていくであろう日本人対決絵巻が、何度も胸を熱くさせてくれるだろう。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]