◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権第3日 ▽2回戦 明大9x―2福井工大=7回コールド=(12日・神宮)

 2回戦7試合が行われ、東洋大(東都大学)、明大(東京六大学)がともに快勝し、13日の準々決勝での対戦が決まった。東都大学と東京六大学の代表が対戦するのは今回が28回目。過去27度のうち、勝った26チームが優勝と、“事実上の決勝戦”となりそうだ。

 先制を許しても、東京六大学王者・明大が動じることはなかった。失点直後の4回に追いつくと、5回1死二塁から4番・北本一樹が勝ち越しの中前適時打。6回には北本に左越え3ランが飛び出すなど、7回までに8安打で9点を奪いコールド勝ちを決めた。

 完全復活した主砲が決めた。北本は昨秋のリーグ戦で左肩を脱臼し10月下旬に手術。全治半年の診断だったが、今春のリーグ戦に合わせ復帰。「我慢の冬でした。バットを振りたいけど、下半身を鍛えてきた」。3センチ太くなった太ももに支えられ、大舞台で大きな一発を放った。

 プラン通りの勝利だ。初戦はエース・森下暢仁(4年)を温存。13日の準々決勝、東洋大との大一番に万全の状態でぶつける見込みだ。森下は「明日は初回から、こっちのペースでいきたい」。投打の柱を中心に結束する“イノシシ軍団”が、勢いのままに難敵撃破を狙う。(山口 泰史)

 ◆東京六大学VS東都 15年準々決勝の専大―早大まで27度あり、通算成績は六大学の18勝9敗。過去27度の対戦は決勝21度、準決勝5度、準々決勝1度。72年準Vの慶大を除き、対決を制した26校は全て優勝しており、勝者のV確率は96%。明大―東洋大は初。