甲子園のヒーローが、札幌ドームをわかせた。プロ野球・日本ハムのドラフト1位ルーキー、吉田輝星投手(18)が12日、札幌ドームでの広島戦で1軍デビューを果たした。スタンドを埋めた大勢のファンの前で先発し、5回1失点と堂々の投球を見せ、見事に初勝利を挙げた。

 札幌市西区の渡辺拳斗さん(14)は吉田投手のファン。着てきたユニホームの背の「YOSHIDA」の文字が隠れないようリュックを前に抱えながら、札幌ドームにやってきた。昨夏、秋田代表の金足農を準優勝に導いた甲子園での活躍以来応援している。「待ちきれなかった。ぜひ勝ってほしい」と話した。

 「がんばれ、輝星、ナンバーわん!」。試合開始と同時に三塁側の上段に声が響いた。公益社団法人秋田犬保存会北海道道央支部の関係者54人は、手にはめた秋田犬のパペット人形を振りながら応援した。