プロ野球日本ハムが北広島市につくる新球場「北海道ボールパーク(BP)」をめぐり、JR北海道は12日、利用者の増加が見込まれる北広島駅を約9億円かけて改修する計画を発表した。ホームを88メートル延ばすなどして混雑を緩和する。BPが完成する2023年3月までに改修を終える。

 同駅の1日の平均乗車人数は7700人(17年度)だが、BPの収容人数3万5千人のうち1万3500人がJRを利用すると見込まれている。このため札幌方面の下り線ホームを現在の135メートルから88メートル延ばし、列車を待てる場所を確保する。

 このほか、自動改札機の位置をずらすなどして改札付近の混雑緩和も図る。島田修社長は会見で「現在の設備では相当な混乱が予想される。混乱と混雑を回避するために必要な改修だ」と述べた。

 一方、同駅はBP建設地から徒歩で約20分かかるため、北広島市や球団はBPに隣接した場所に新駅の設置を求めている。島田社長は、新駅の費用は北広島市などが負担するという従来の主張を強調したうえで、「どのくらい(費用が)かかるのか、設備について案を提示する」と述べ、年内に駅舎の設計案や工事費の試算を同市や球団側に示す考えを示した。新駅の設置をBPの開業に間に合わせるのは難しいとも語った。(長崎潤一郎)