「交流戦、ソフトバンク2-8阪神」(12日、ヤフオクドーム)

 阪神の梅野隆太郎捕手が故郷の福岡でヒーローになった。6号2ランに2点タイムリー。サイクル安打を達成した4月9日のDeNA戦(甲子園)以来、今季2度目の1試合4打点で故郷に錦を飾った。

 「サイコーです」。居残った阪神ファンに向かってヤフオクドームで叫んだ。

 四回、復帰後初スタメンの原口がポテンヒットで出塁。続く梅野は燃えた。高めに浮いた和田のシュートを狙い打ち。打球は左翼席中段に飛び込む逆転の6号2ランとなった。「この1球で決めてやろうと思ってました。完璧でした」。自画自賛の一撃だった。

 さらに六回には1死二、三塁の好機で、7球目のチェンジアップに食らい付き、三遊間を抜ける2点打とした。「みんながつないでくれたチャンスを無駄にしたくなかった」と振り返った。

 女房役らしくキャリアハイの5勝目をマークした青柳の好投もたたえた。「ヤギがしっかりインサイドを思い切って投げてくれた。あとのピッチャーも思いきっていけた。そこが大きかった」と話した。

 2年連続日本一のソフトバンク相手の快勝に「福岡で勝てたのはすごい個人的にも大きい」と笑顔。梅野が本塁打を放った試合はこれで6戦全勝。昨季から数えると11連勝となった。「明日も勝つぞー」。ファンと合唱して勝利の余韻に浸った。