「交流戦、ソフトバンク2-8阪神」(12日、ヤフオクドーム)

 阪神が原口&梅野の同級生コンビの活躍で、2年連続日本一のソフトバンクに大勝した。また、先発の青柳が7回4安打2失点の粘投で5勝目。2併殺と要所をしのぎ、キャリアハイを更新した。貯金は今季最多タイの6。

 試合は1点を先制された直後の四回。1死から原口が6球ファウルで粘った末に、右翼前に落ちるポテンヒットで出塁。この日、復帰後初めてスタメン出場した男が、まさに気迫の一打でチャンスメークすると、続く梅野がフルスイングで続いた。

 2ボールから3球目。高めに浮いた138キロのシュートを狙った。大きく弧を描いた白球は左翼スタンド中段に到達した。先制点を許した直後の攻撃。推定120メートルの特大弾で、一気に逆転に成功した。4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、7試合ぶりの6号2ラン。これで今季、本塁打を放った試合は6戦全勝。昨季から数えると11連勝中と、不敗神話をこの日も継続させた。

 さらに六回にも1死二、三塁の好機で、フルカウントから7球目、外角低めのチェンジアップに食らい付いた。バット一本で拾った打球は、鋭いゴロで三遊間を抜ける。二走・大山も一気にホームに生還し、2点タイムリーとなった。今季2度目の先発となった和田をKOする一打。1試合4打点は、サイクル安打を達成した4月9日のDeNA戦(甲子園)以来、今季2度目。地元凱旋で故郷に錦を飾った。

 続く七回には糸原、原口のタイムリーで2点を追加。スタメン即今季初のマルチ安打で、矢野監督のスタメン起用に応えた。八回には、植田がダメ押しとなるプロ1号2ラン。中盤以降、効率よく得点を重ね、王者を圧倒した。原口復帰後の交流戦は4勝3敗1分け。毎年、鬼門になるパ・チームとの対戦で、互角以上の内容を見せている。

 また、青柳が粘って七回まで投げ抜くと、八回を島本、九回を守屋とつないでリードを守った。順位こそ3位のままだが、広島が敗れ、首位チームに1・5差と肉薄。背中がハッキリと見えてきた。13日の第3戦は高橋遥が先発予定。若い力で一気に勝ち越しを狙いたい。