◆日本生命セ・パ交流戦 日本ハム―広島(12日・札幌ドーム)

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が12日、広島戦(札幌D)のプロ初登板初先発となるマウンドに立った。

 先頭打者はベテランの長野。注目の初球は140キロの真ん中低めボール球直球。そしてカウント2ボールからの3球目は一二塁間を破られ、右前安打を許した。

 2番の菊池涼にはカウント1ボール2ストライクからの4球目で初めてスライダーを投じた。2ボール3ストライクからの9球目は打ち取ったように見えたが、右翼手の大田と二塁手の渡辺の連携がうまく取れず、ファウルグラウンドにボールが落ちた。そして10球目は大きく外れて四球で、無死一、二塁となった。

 3番のバティスタにはカーブで見逃しストライクを取って追い込み、三ゴロに抑えた。

 1死二、三塁となり迎えた鈴木には四球を与え1死満塁となった。5番・西川からは外角直球で空振りを奪い、3球三振に抑えた。

 そして2死満塁で6番・磯村は三ゴロに抑えてピンチを切り抜けた。ベンチに戻るとほっとした表情を浮かべていた。

 この日、吉田輝はカメラの放列を浴びる中、グラウンドに登場して調整した。セ3連覇中の広島との対戦について前日には「緊張はないですけど楽しみはある。初めて対戦する相手に自分がどれだけ通用するかというのも楽しみだし、試合の雰囲気もファームとは違うと思うので楽しみ」と話していた。

 ドラフト以降の高卒1年目に先発でデビュー戦を飾った主な投手は以下のとおり。

 ▼1966年 堀内恒夫(甲府商→巨人)中日戦6回2失点〇

 ▼87年 近藤真一(享栄→中日)巨人戦9回完封〇=ノーヒッター

 ▼88年 伊良部秀輝(尽誠学園→ロッテ)西武戦3回0/3 2失点●

 ▼88年 野村弘(PL学園→大洋)広島戦9回完封〇

 ▼99年 松坂大輔(横浜→西武)日本ハム戦8回2失点〇

 ▼2005年 ダルビッシュ有(東北→日本ハム)広島戦8回0/3 2失点〇

 ▼07年 田中将大(駒大苫小牧→楽天)ソフトバンク戦1回2/3 6失点-

 ▼13年 藤浪晋太郎(大阪桐蔭→阪神)ヤクルト戦6回2失点●

 ▼大谷翔平(花巻東→日本ハム)ヤクルト戦5回2失点-

(-は勝敗なし)