◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権第3日 ▽2回戦 佛教大4―1大商大(12日・東京D)

 佛教大の4番・石井太尊(たいそん、4年)が、3―1の5回にダメ押しソロを放ち、チームを28年ぶりの8強入りに導いた。

 1点を返された直後の5回1死、内角に甘く入った直球を振り抜き、左翼席中段に突き刺した。愛知工大の先発・中村光汰(4年)は、次打者に左前安打を浴びたところで降板。パンチのある豪快な“KO”弾。「点を取られた後だったので、つなげるバッティングをしようと思った」と振り返った。

 “太尊”という名前は、「お父さんがマイク・タイソンの大ファンだから」と、格闘技好きの父・浩伸さんが、東京Dで試合をしたこともあるプロボクシング元ヘビー級世界王者から名付けたと明かした。「覚えてもらいやすい名前で良い」と笑顔をみせた。

 これでチームはベスト8だが、新チーム発足時に掲げた目標は全国4強。大舞台での一発も「まだまだ打てていない。これで油断せずに気持ちを引き締めてやらないと」と慢心することなく次戦を見据えた。