「交流戦、日本ハム5-4広島」(11日、札幌ドーム)

 荷物を持った広島・野村が、バスへと向かった。プロ8年目にして自己最短となる1回6安打5失点で3敗目を喫した。「しっかり打たれた。チームに申し訳ない」。視線を落としながら言葉を紡いだ。

 鈴木の適時打で援護点をもらった直後だった。西川の右前打から無死満塁として中田に左翼線を破られる2点二塁打を浴びた。さらに失点を重ねて突き放されると、中島卓には左前適時打を許した。

 佐々岡投手コーチは「低めの球を打ち返されたんだから強さがないということ。週の初めだから粘ってほしかったけど、限界だった」と交代理由を説明。続けて12日から「ファームに行かせる」と2軍降格を発表した。

 5月28日のヤクルト戦(神宮)から3試合で計15失点(自責点7)。投球回は4日の西武戦で投げた6回が最長だ。この試合前までで、あと5回2/3と迫っていた通算1000投球回にも到達できなかった。

 腕が上からではなく、横振りになる悪い傾向が続いていた。野村は「悔しい。フォームとかをしっかり見直して、しっかり投げられるようにしていきたい」と唇を結んだ。欠かせない存在に変わりはないだけに、早期復帰が求められる。