卓球のジャパンオープン(OP)荻村杯は12日から16日まで札幌市・北海道立総合体育センターで、ワールドツアーで最も格付けの高いプラチナ大会として開催される。男子シングルスで張本智和(15)=木下グループ=が大会2連覇に挑戦する。

 張本が香港OPの反省を生かし、ジャパンOPを戦う。世界2位の林高遠(中国)に2―4に敗れた同大会決勝ではゲームカウント2―2の第5ゲーム、8―6とリードした場面で「優勝がちらついて、弱気にレシーブしてしまった」。そこから逆転を許して今年初のツアー優勝を逃し「ほんの1%考えてしまっただけでも、中国選手にはそれがあだになってしまう。まだまだメンタルも技術も足りない」と悔やんだ。

 昨年のジャパンOPでは準々決勝で馬龍、決勝で張継科と中国の五輪金メダリスト2人を撃破し、衝撃的な優勝を飾った。大会2連覇も期待されるが「そこを考えてしまうと、大事なところで迷いのあるプレーが出てしまう」と一戦必勝を誓う。「今は安定感が少しついてきたけど、昔のような勝負強さも発揮しないといけない。ジャパンOPからは二つ同時に出せるように頑張っていきたい」。理想の境地を求める先に、結果がついてくる。