4月の日本室内選手権男子高飛び込みで最年少優勝した12歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が11日、シニアの国際大会デビュー戦で4位に入ったグランプリ(GP)スペイン大会から成田空港に笑顔で帰国し「思いっきり楽しめた」と話した。目標とする東京五輪への選考会は3つあるが、うち2大会は年齢制限のため出場できないことが判明。一発勝負で東京五輪への道を切り開くことになる。

 一つ目の選考会である世界選手権(7月、韓国・光州)は当初から国際水連の「開催年末に14歳以上」との年齢制限で出場できないと決まっていたが、派遣濃厚と見られていた次のアジア杯(9月、マレーシア)も同制限が適用されることとなった。残された道は来年4月のW杯で18位以内に入ることだけ。一発勝負での選考に「ちょっと悔しいけど仕方ない。なんともならないので」と複雑な表情を浮かべた。

 しかしできることは自身の演技を磨くことのみ。今大会の結果も「悔しい」と話した飛び込み界のホープはさらなる飛躍を目指す。