大相撲の二子山部屋(埼玉県所沢市)の初めての合宿所が群馬県渋川市赤城町南赤城山に完成し、10日、土俵開きがあった。昨年4月に藤島部屋から独立し、将来を嘱望される若手力士が多い。元大関雅山の二子山親方は土俵開き後に高木勉市長を表敬訪問し、「立派な土俵もでき、環境を変えて稽古することで若い力士たちの力を引き出していきたい」と話した。

 合宿所は包装パッケージメーカー「TIホールディングス」の見崎洋二社長が二子山部屋の後援者でもある縁で、赤城ゴルフ倶楽部(くらぶ)近くの同社の所有地にできた。施設を利用した合宿を16日まで予定。午前7時半~9時ごろ、幕下の舞蹴(まいける)ら若手力士の稽古を見学できる。二子山部屋が合宿で使う時期以外にも、高校の相撲部や相撲クラブなどへ土俵の無料開放も予定する。

 二子山親方は「渋川のファンだけではなく、これを機に子どもたちにも相撲ファンが増えてほしい」と語った。問い合わせは同社傘下の井上製袋工業(049・259・2181)へ。(泉野尚彦)