◆報知新聞社後援 第68回全日本大学野球選手権第2日 ▽1回戦 東海大4―3立命大(11日・東京ドーム)

 東海大(首都大学)が終盤の逆転劇で、優勝した第63回大会以来、5年ぶりとなる初戦突破を決めた。1点を追う8回、1死満塁から今秋ドラフト候補の4番・海野隆司捕手(4年)が、高いバウンドで内野の頭を越える逆転の左前2点打。「緊張はしていても余裕はあった。絶対にどこかで、1球は真っすぐがくると思っていた。とにかく食らいついて、思い切りいきました」と笑った。

 守っても3、6回と2度二盗を刺し、いずれも三振ゲッツーを完成。5回には無死二塁から、バントを素早く処理し三塁でアウトにした。しかし1点リードの7回には、1死二、三塁から三塁へけん制悪送球。同点を許し、続く打者の中犠飛で勝ち越されていた。自らのバットで取り返した海野は「ここで打たないと自分のせいで負けてしまう。絶対に打たないとと思っていた。取りあえずうれしかったです」と振り返った。

 安藤強監督(55)も「去年が初戦敗退で、何とか初戦を取りたかった。リーグ戦から『絶対一丸』と言ってきた。(リードされていても)何が起こるか分からないと言っていた」と終盤の粘りに安どの笑みを見せていた。