「全日本大学野球選手権・1回戦、東海大4ー3立命大」(11日、東京ドーム)

 立命大が八回に2点を失って逆転を許す痛い敗戦を喫した。先発したプロ注目の左腕・坂本裕哉投手(4年・福岡大大濠)は、7回を投げて6安打2失点。打線が3点を奪った直後の七回1死一、二塁のピンチも無失点で切り抜け、1点のリードを守って2番手の有村大誠投手(3年・秀岳館)に後を託したが、有村が八回に2点を失った。

 坂本は「球速とかはどうでもよくて、丁寧にバッターを打ち取ろうと思っていた」と狙い通りの投球でゲームを作って期待に応えた。球数82球での降板に、後藤昇監督は「代え時かなと思った。気の張りも、いつもと違うものもあったと思うので」と説明。2番手の有村も信頼した上での起用だったが、黒星を背負う結果となった有村は悔しさから試合後のベンチ裏で目を腫らした。

 坂本は「また秋に向けてがんばりたい。追い込んでやらないと」と、悔しい思いを秋のリベンジにつなげる。