西武・巨人3連戦が11日からメットライフドームで始まる。昨年西武を担当し、今年から巨人担当になった入社3年目・小林圭太記者と、入社2年目・西武担当1年目の森下知玲記者が見どころを語り合った。

 巨人担当・小林(以下、小)「強力打線対決は非常に楽しみ。西武はさすがに昨季打率3割1分、32本塁打、127打点をマークした浅村(現楽天)が抜けた穴は相当大きいだろう」

 西武担当・森下(以下、森)「抜けた浅村の穴には、外崎が入っています。5月まで不調でしたが、それでも辻監督は『トノ(外崎)に関しては心配していない。(状態が)上がってくるよ』と、信頼を置いていました。現在、打率は2割5分4厘をマークしていて得点圏打率は3割台と上向きです」

 小「去年から辻監督の外崎への信頼は厚かった。試合前には打てるように、と外崎のバットを握りしめて、おまじないをかけていたこともあったな」

 森「それ、今年もやってますよ。まだ本調子ではなかった5月上旬に辻監督が『お前のバット曲がってるんじゃないか?』と笑いながらバットを伸ばしていました。その後、打撃の状態は向上。もしかして本当にバットが曲がっていたのかもしれません! 逆に巨人も二塁の吉川尚が開幕直後に離脱したのは大きいのでは?」

 小「巨人はここ数試合、二塁は若林。6日の楽天戦(楽天生命)で今季初スタメン以来、絶好調。今チーム内で乗りに乗っている選手の一人だよ。それまでは山本や田中俊らが務めていたよ」

 森「こちらは開幕から、打順は変わっても、ほぼスタメンは変わっていません。規定打席到達者は秋山、山川、森ら8人(巨人は3人)。スタメンを固定することでチーム内の団結力も強くなっています」

 小「一体感なら、こっちだって丸がホームランを打った後はベンチの前でみんなが両手で丸を作って『丸ポーズ』で出迎えているよ。1、2軍の入れ替えは激しいけど、若い選手が台頭してきているということ。マルティネスが1軍に上がってきた時には、阿部がマルティネスを『ジョージ』とニックネームをつけて呼ぶなど溶け込みやすい雰囲気を作っている」

 森「頼れる4番の“どすこーい”にも注目してみてください。本塁打後にベンチで出迎える選手とファンが球場に『どすこーい』の歓声を響かせます。あの一体感は記者席から見ていても思わず鳥肌が立ちますね」

 小「チームの雰囲気がいいから巨人の4番・岡本は開幕から本調子ではなくとも、暗くなく前向きだった。交流戦に入ってからは6試合で打率は3割9分1厘、2本塁打、5打点。得点圏打率は5割と本来の姿になりつつあるよ。山川並に爆発する日は近いだろう。4番対決も楽しみだ」