「ラグビー・日本代表強化合宿」(10日、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート)

 ラグビーの日本代表は10日、W杯日本大会(9月29日開幕)に向けて、宮崎市内で強化合宿に突入した。合宿は7月17日まで3次にわたって開催。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC=49)は「かなりキツい合宿になる」と予告。ジェイミー体制になって初の夜間練習を取り入れるなど、初日から3部練習で鍛え上げた。また、恥骨を痛めているフランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=は別メニュー調整ながら復調をアピールした。

 カクテル光線の中、屈強な肉体がぶつかり合う乾いた音が響いた。19時から始まったナイター練習。FW陣はスクラムに特化して、何度も何度も体をぶつけ合う。最もハードなミッションで、合宿初日を締めくくった。

 ジョセフHCは「(宮崎で)3回の合宿がありますが、かなりキツい合宿になる」と予告。その一環が夜間練習。「夜のエクストラセッションは初めての試みですが、しっかりやっていきたい」と訴えた。

 初日から地獄を見た。8時半からウェートトレーニング、15時から全体練習。19時からの夜間練習はFW、BKに分かれて練習。約6時間半。猛特訓でいきなり鍛え上げた。

 指揮官は合宿のテーマを「リコネクト(つなぎ直す)、リコンディショニング」と掲げる。「チームが3年間積み上げてきた文化、どういう取り組みをやってきたかを説明した」。新たな選手も入った中で、一体化を求めていく。

 4年前。南アフリカを倒したエディー・ジャパンも宮崎の地で合宿を張った。早朝5時から、最大5部練習を課して鍛え上げた。ジョセフHCは「ジャパンがトップ8に入るのは前例にないので、非常に困難な試練かもしれない。だからこそハードワークを重ねて全力で大会に向かっていく」。同じ宮崎の地から、歴史に残る成果を目指す。