女子ソフトボール日本代表「SOFT JAPAN」が10日、日米対抗戦(22、23日シェルコムせんだい、25日東京ドーム)に向け、群馬・高崎市内の「宇津木スタジアム」で練習を公開した。

昨季4番として23打点を挙げて打点王に輝き、リーグ優勝に貢献した山崎早紀外野手(27=トヨタ自動車)は、代表でも中軸での活躍が期待される。昨年は2年ぶりに代表に選出。世界選手権でも主軸としてチームを準優勝に導いた。東京五輪金メダルを争う最大のライバルとの対戦に山崎は「米国とやれるいい機会。少ない対戦の中でしっかりと自分を出してアピールしたい」と話した。

27歳と代表では中堅の立場。上野、山田らレジェンドがいる中で指導を受けながら、後輩たちの成長も気にかけるようになった。「(上野、山田は)テレビで見ていた人。最初は聞きづらかったが、徐々に話せるようになって、五輪の経験談を聞いたり、技術を優しく教えてくれた。技術面ではまだまだなので、いかに(2人に)追いつけるか」と意気込む。

両親がやっていた影響もあり、小2で1歳上の姉・奈美佳さんと一緒にソフトボールを始めた。今でこそ中軸を担うが、昔からエリートではなかった。「ずっと活躍してきた立場ではない。負けず嫌いで、いつも周りの選手を見返してやろうと思っていた。その気持ちがあるから今も続けられている」。

ソフトボール漬けの毎日だが、練習後には部屋にこもって自分の時間をつくり、しっかり気持ちをリセットする。休みには風景写真を撮りに1人で出かけることも。「ふと思い立って行くこともあります。リフレッシュする時間も必要かなと」と自分の体だけでなく心とも向き合い、大好きなソフトボールに備える。奈美佳さんは昨年、選手生活に区切りを付け引退。いろいろ相談にも乗ってくれた姉の分まで、金メダルに突き進む。【松熊洋介】