「交流戦、巨人11-3ロッテ」(9日、東京ドーム)

 万雷の拍手を浴びて、巨人・菅野が東京ドームのお立ち台に上がった。腰の違和感による離脱で、5月15日の阪神戦以来、25日ぶりの先発。6回2失点に抑えてリーグトップタイの6勝目を飾った。

 「ちょっと時間がかかりましたけど、ホッとしています。いろんな人の協力をもらい、今日の日を迎えられた。本当に感謝しています」。充実の表情で勝利の余韻に浸った。

 初回は緊張で力んだ。2四死球などで2死満塁。どうにか無失点で乗り切り抜けたが、二回以降はセットポジションに変え、通常時は三塁側寄りのプレートを踏むが、真ん中付近にずらして投げた。「探り探りですけど、その時その時のベストを尽くした」。初めてバッテリーを組んだ炭谷と試行錯誤しながら、試合に勝てたことを評価した。

 原監督はエースの力投に「勝ち星がついたところに価値はある」と納得。次回は中6日で日本ハム戦に先発予定。広島を追う巨人に、頼もしきエースが帰ってきた。