◆卓球 ワールドツアー香港オープン第5日(8日、香港)

 女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク9位の平野美宇(19)=日本生命=は、同7位の伊藤美誠(18)=スターツ=に2-4で敗れた。

 国際大会では約3年ぶりの“みうみま”対決は、序盤から大接戦となった。16-18、10-12とジュースの末に2ゲームを失うなど、ゲームカウント0-3と追い込まれたが、相手のミドルやクロスへの強打で食らいつき、2ゲームを連取。だが、最後は相手の多彩なサーブに苦しめられ「同い年ですけど、頭の回転が速い選手。いろんなサーブの種類を持っているので、そこに少し惑わされてレシーブミスをたくさんしてしまった。1本の迷いが最後の勝敗を分けたなと思います」と肩を落とした。

 それでも、今大会は2回戦で対中国選手への連敗を17で止め、準々決勝では12年ロンドン五輪銅メダルの馮天薇(シンガポール)を4-1で下した。「中国オープンでは練習したことをあまり発揮できなかったので、今大会は強い選手に勝てたことはすごく良かった。久しぶりにベスト4に入って(会場の卓球台が)1台でやったなと思ったので、すごく自信になりました」と手応えをにじませた。

 伊藤との直接対決からも、刺激を受けた。「いつもすごく尊敬する部分、学ぶ部分がたくさんあるし、負けたくないなっていう思いもある。次は自分が勝たないといけないですし、中国選手のトップにも勝てるように頑張りたい」。復調の兆しをつかみ、12日からのジャパンオープン荻村杯を迎える。