不振に陥り3月から無期限休養していた競泳リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=が6日、練習を5月から拠点の東洋大で再開したことを明かし、改めて東京五輪を目指す考えを示した。

 「なんとか生きています」。東京都内で取材に応じ、約3カ月半ぶりに公の場に姿を見せた萩野は笑顔を見せた。今夏の世界選手権の代表選考がかかった4月の日本選手権を欠場。その間、ドイツやギリシャへ一人旅するほか、高校まで過ごした栃木の恩師に会うなどしていたという。

 2月の大会で自己ベストより17秒以上遅れるなど結果が出ず、「自分で自分を追い詰めていた」。平井伯昌コーチには「やめたかったらやめてもいい」と言われたといい、「このまま終わっていいのかと考え、やっぱり嫌だし、もっと泳ぎたいと思った」という。体重は約5キロ増え、少しふっくらしたが、「不安はまったくない」。8月のW杯東京大会や9月の国体で大会復帰を目指す。