競泳の16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストで、3月から不振で休養していた萩野公介(24)=ブリヂストン=を指導する平井伯昌コーチ(56)が6日、米国での高地合宿へ向けた出発前に成田空港で取材に応じた。

 この日、萩野が都内で復帰を宣言したことを受け、「日本の水泳にとってはいいニュース」と話した。復帰戦は今夏のW杯東京大会(8月)か茨城国体(9月)に定め、東京五輪の複数種目での金メダルを目標に練習に励むという。

 「詳しいことはまだ話していない」という平井コーチだが、前向きに競技と向き合えるようになった萩野の姿勢について「ようやくそういう風に思ってくれたなというのはある」と安ど。一方で「マイナス面も大きいので。道は厳しいぞって言いたい」と、指導者として辛口でエールを送った。

 平井コーチはこれから海外での合宿に参加し、7月の世界選手権に臨む。その間「自覚を持って頑張ってもらいたい」と話し「もし一緒になってやるならば、一緒になって戦う覚悟を私も持たないといけない」と見据えた。

 萩野は3月15日、マネジメント会社を通じて4月の日本選手権(辰巳)欠場を表明。金メダルなら東京五輪代表に内定する7月の世界選手権(韓国・光州)出場も断念し、無期限休養していた。