9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)に向けて機運を盛り上げようと、ラグビートップリーグの強豪、パナソニックとトヨタ自動車を招いた招待試合が2日、札幌ドームであった。トヨタ自動車が30―21で勝利。集まった約1万2千人の観客は迫力あるプレーに歓声を上げた。

 北海道ラグビーフットボール協会が招待し、札幌市も共催した。W杯では札幌ドームでイングランド―トンガなど2試合が組まれ、今回の招待試合は「前哨戦」の意味合いがある。

 試合は前半26分にパナソニックが先取し、前半を6―3でリードして折り返した。後半は両チームともトライを挙げて競り合う展開に。後半40分、トヨタ自動車が3本目のトライを挙げ、この試合2度目の逆転に成功。パナソニックを下した。ボールを持った選手が敵陣を疾走すると、会場からは「おーっ」という歓声が沸いた。

 札幌市白石区の小学4年、羽田野龍千さん(9)は「ラグビーを見たのは初めてだったけど、すごく迫力があって興奮した。試合後に選手がサインしてくれて嬉しかった」。父の朋文さん(49)は「ラグビーを身近に感じることができました。W杯も楽しみです」と話した。(磯部征紀)