「競泳・ジャパン・オープン」(2日、東京辰巳国際水泳場)

 7月の世界選手権(韓国・光州)の追加代表選考会を兼ねて行われ、男子100メートルバタフライ予選は、4月の日本選手権を制した水沼尚輝(新潟医療福祉大職員)が51秒77の全体1位で決勝に駒を進めた。リオ五輪200メートルバタフライ銀メダリストながら今夏の代表入りを逃した坂井聖人(セイコー)は53秒38の全体18位で、上位8人が出場する決勝、9から16位が進むB決勝にも残れなかった。

 予選唯一の51秒台をマークした水沼は「51秒台はプラン通り」と充実の表情。決勝ではリオ五輪金メダリストのスクーリング(シンガポール)と横のレーンで泳ぐだけに「勝負を楽しみながら、後半の粘りを出せれば」と意気込んだ。

 1日の200メートルで代表入りを逃し、失意に暮れる坂井は、右肩の痛みなどから棄権も頭をよぎったというが「出し切って終わりたいと思った。逃げずに、全てさらけ出そうと思った」と出場した。本当の勝負は来年の東京五輪。「みんなより長い期間があるので、じっくり考えたい」と懸命に気持ちを切り替えていた。