「競泳・ジャパンオープン」(30日、東京辰巳国際水泳場)

 世界選手権(7月、韓国・光州)の追加選考会を兼ねて行われ、男子100メートル平泳ぎはリレー代表に内定していた小関也朱篤(27)=ミキハウス=が59秒12で派遣標準記録を突破して優勝し、個人種目での代表権を勝ち取った。

 スタート直後から先頭を譲らなかった小関は59秒12で優勝。日本選手権ではかなわなかった派遣標準記録の突破に「ようやく世界水泳につながるレースができた」と胸をなで下ろした。

 19日に次女が生まれたばかり。山形県での出産には間に合わなかったものの「顔を見て感動して、頑張ろうと思った」と活力を得たという。代表入りの結果に、父親は「背中を押してもらったのかな」とうれしそうに語った。

 世界選手権では好タイムでのメダルを狙う。「(決勝は)ラスト腕がきつくて感覚がなかった。上半身の筋力アップをやりながら全体的に泳ぎ込みたい」と夏に向け課題を示した。大幅なスピードアップも図る見込みで「58秒前半を目指していく」と意気込んだ。