ヤクルト―広島11  プロ初先発で初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に緒方監督(左)と笑顔の広島・山口=神宮【写真提供:共同通信社】


■山口翔(広島東洋)
○13-0vs東京ヤクルト(神宮)
投球成績/7回 被安打1 奪三振8 失点0

 広島東洋の山口翔がが30日の東京ヤクルト戦でプロ初先発し、7回2死までノーヒットノーラン投球を見せる快投でプロ初勝利を挙げた。

 圧巻のプロ初勝利だった。熊本工から2017年ドラフト2位で入団して今年で2年目。5月7日の中日戦での1軍初登板から計3試合4イニングを無失点に抑えると、この日が4度目の登板で初先発。すると初回から140キロ台後半のストレートと鋭いスライダーを武器に快調に飛ばし、燕打線に付け入る隙を与えず。あれよあれよという間に6回まで1四球のみの無安打ピッチングを披露した。7回2死から22人目の打者となった村上宗隆にレフト前ヒットを許して大記録達成は逃したが、7回95球を投げて1安打無失点8奪三振で文句なしの内容でプロ初白星をマークした。

 試合後、「全力でやった結果が勝ちに結びついたのでうれしかったです。(ノーヒットノーランは)意識したらまた崩れるかなと思ったので絶対に意識しないように心掛けて投げました」と振り返った20歳右腕。チームにとって球団新記録となる月間19勝目がかかったマウンドで、堂々たるピッチングを披露し、初々しい笑顔を見せた。