卓球女子で世界ランク7位の伊藤美誠(18)=スターツ=が26日、4月の世界選手権後初の実戦となるワールドツアー・プラチナ中国オープン(28日開幕)に向けた出発前に羽田空港で取材に応じた。し烈な東京五輪代表レースが本格化しており、ここから6月のジャパン・オープン荻村杯(札幌)までの3連戦が大きなカギを握る。「3大会とも大事だが、(特に)中国オープンは自分の人生が懸かっているので、目の前の1試合1試合を頑張りたい」と強い決意を示した。

 世界選手権のシングルスでは、3回戦で中国選手に敗れて涙をのんだ。短いオフを取った後は「ほぼほぼ練習してました」と気合十分。「これだけやったら大丈夫だという自信がある。自信と実力を発揮したい」と再出発に向けて意気込んだ。

 また、今大会は混合ダブルスで、男子の丹羽孝希(スヴェンソン)とペアを初結成する。日本が誇るトリッキープレーヤー同士で、「周りからも見たいペアと言われてます」と伊藤。事前合宿での練習でもすでに“化学反応”を起こし始めているといい、「本当に独特。『何でこんなことが起こるの?』ってなる。世界からもファンタスティックって言われるペアになりたい。試合を見ていて下さい!」と笑顔を見せた。

 東京五輪代表争いが懸かるシングルスに力点を置いているが、五輪新種目となる混合ダブルスでも存在感をアピールしたいところ。「勝ちたい気持ちはもちろんあるので、優勝を目指したい」と、頂点を見据えた。