<陸上:セイコー・ゴールデングランプリ大阪>◇19日◇ヤンマースタジアム長居◇男子100メートル

男子100メートルで、200メートルが本職の小池祐貴(住友電工)が、日本歴代7位の10秒04で4位に入った。持ち味の後半にグッと伸びた。自己記録を0秒13も更新して、東京五輪参加標準記録10秒05を突破。「フィニッシュまでほぼ理想の走り。東京五輪…。そうか。すごいっすね。全く考えてなかった。200メートルのための、100メートルなので」と驚いた。

冬季練習で体幹を鍛えて体重を2キロアップ。手足の動きは意識せず、腰の高さを一定に保つ走法を模索してきた。400メートルリレーでは第3走者を務めてアンカー桐生にバトンパス。11日の世界リレー大会で同じコンビでバトンを落としており「安全バトンでしっかり見て渡した。渡った瞬間(会場から)歓声が上がってちょっと恥ずかしかった」と苦笑い。

失敗から1週間は毎日、世界の国々がバトンミスした動画を研究。「見るのは嫌だったが、やるべきことはやらなきゃ」。目標は200メートルでの世界選手権決勝だが、24歳が100メートルでもリレーでも存在感を増してきた。【益田一弘】