東京パラリンピックの正式種目として注目を集めているゴールボール競技の体験会が11日、広島市東区の広島中央特別支援学校で開かれた。同校の卒業生を含む日本代表強化選手10人が来校し、児童生徒や教職員、保護者らとともに、にぎやかな時間を過ごした。

 ゴールボールは1チーム3人。選手全員が目隠しをし、ボールの中にある鈴の音だけを頼りにゴールを決め、一方は全身を使ってゴールを防ぐ。この日、ゴールを決めた角本翔さん(15)は「初めてゴールを決められた。奇跡です」と笑顔。古川芽愛さん(15)は「もっと視覚障がいのことを知ってもらえるようにチームも作りたい。そしていつかパラリンピックにも出たいです」と話した。

 同校の卒業生で、日本代表強化選手の高橋利恵子さん(21)は「(ゴールボールには)コート全員が平等に自由に、全力で動ける楽しさがある。世界をめざすと同時に、普及活動にも関わりたいです」と話した。(西晃奈)