老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場を入れ替えて建設する東京・明治神宮外苑地区の再開発は、8日から東京都の環境アセスの手続きが始まり、事業が本格化する。2027年度に完成予定の新神宮球場にはホテルが併設され、商業施設も隣接した「ボールパーク」となる計画だ。

 関係者によると、明治神宮が地権者である新神宮球場は大リーグのスタジアムを参考に建設するという。新秩父宮ラグビー場との間には広場が造られる予定で、スポーツファンのみならず、多くの市民の憩いの場となることを目指す。

 新秩父宮は「ラグビーの聖地」と呼ばれる役割を維持しつつ、用途が広がるかもしれない。収容人数は2万5千人規模となる見込みで、地権者である日本スポーツ振興センター(JSC)は、コンサートなどでも利用できる施設とする考えを示している。年間収支を赤字にしないように「ラグビー以外の使い道も考えていきたい」と、スポーツ庁幹部も話している。