第35回飯塚国際車いすテニス大会(ジャパンオープン)の男女シングルス決勝が28日、福岡県飯塚市仁保の筑豊ハイツであった。男子は世界ランキング1位の国枝慎吾選手が4年ぶり9度目の優勝を果たし、女子は上地結衣選手が7連覇を逃した。いずれも好ラリーの応酬で観客を沸かせた。

 国枝選手は第32回大会の覇者、ステファン・ウデ選手(仏)と対戦し、第1セットはタイブレークの接戦の末に7-6、第2セットは7-5で天皇杯を手にした。試合後のインタビューで「もう35歳なので、もしかしたらこの大会、勝たずに終わるかなということもよぎったりするものだけど、優勝できてホッとしています」と語った。

 上地選手は、世界ランキング1位で、全豪オープン決勝で敗れたディーデ・デフロート選手(オランダ)と対戦。第1セットは3-6、第2セットはタイブレークの末に6-7で敗れた。サーブが勝敗を分けたと分析し、「自分の実力不足。応援してくださった方がたくさんいる中で勝っているところを見せたかった気持ちはあるが、これが現実。そこは受け止めないといけない」と話した。(垣花昌弘)