大分県臼杵市の玄関口、JR臼杵駅前にある国宝臼杵石仏の中心的存在「古園石仏大日如来像(ふるぞのせきぶつだいにちにょらいぞう)」のレプリカが、紅白ボーダーのラガーシャツ姿で訪れた人たちを出迎えている。ラグビーワールドカップ(W杯)の決勝戦がある11月2日まで着用する。

 W杯で県内でも試合が行われるのに合わせ、石仏を見に訪れる外国人観光客らに市の魅力を伝えるとともに、市民をあげてラグビーを盛り上げるシンボルとなる。昨年12月に市民有志らが結成した「フグビーうすき実行委員会」が、市に提案して実現した。「フグビー」は、市の名物ふぐとラグビーをかけ合わせた造語という。

 レプリカは強化プラスチック製で高さ2・8メートル。1978年に造られ、実物近くの駐車場にあったものを96年に駅前に移設した。雨風に強いテント地で作られたラガーシャツに身を包み、胸元で手を組み合わせている。その姿は、ラグビー元日本代表の五郎丸歩選手が、ゴールキックを狙う時に行うルーティンの姿にも似ていると評判だ。