3月末で廃部となったアイスホッケー・日本製紙クレインズの受け皿となる新チームがアジアリーグに新規加盟することが23日、内定した。チーム名は「東北海道クレインズ」で、本拠は同じ釧路市。総会での承認を得て正式加盟となる。

 この日、東京都内で行われたリーグの実行委員会で加盟が内定した。受け皿として設立された運営会社「東北海道アイスホッケークラブ合同会社」(札幌市)はクラブチームでの存続をめざしてきた。関係者によると、課題だった運営準備金の目標額1億5千万円のうち、約1億2500万円が集まり、加盟に必要な15人以上の選手を確保できるという。また、日本製紙からは新チームに移る社員選手を2年間出向扱いにするなどの支援案が検討されている。

 アジアリーグは来季、東北海道クレインズを加えた計7チームで行われる。

 一方、アジアリーグの今後について、小林澄生チェアマンは「日本製紙の存続を通して、日本のアイスホッケーの危機感があおられたのをプラスに展開していきたい。15年間、アジアリーグをやってきた形はあるので捨てる必要はない。リーグでの発展形を考えたい」と語った。(浅野有美)