東京2020組織委員会は18日、東京2020オリンピックの公式チケットの抽選申込受付を5月9日(木)から開始すると発表しました。まずは「TOKYO 2020」ID登録を! 今後のスケジュールは、5月9日(木)10時に抽選申込受付がスタート…

 東京2020組織委員会は18日、東京2020オリンピックの公式チケットの抽選申込受付を5月9日(木)から開始すると発表しました。

まずは「TOKYO 2020」ID登録を!

 今後のスケジュールは、5月9日(木)10時に抽選申込受付がスタートしたのち、5月28日(火)23時59分に申込受付を終了。6月20日(木)に抽選結果の発表があり、7月2日(火)23時59分までに購入手続きを完了する必要があります。

 抽選申込受付開始に先駆けて、すでに販売サイトはプレオープンしています。5月9日(木)まで待ちきれないという方は、抽選申し込みに必要なID登録を先に行っておきましょう。ID登録は、専用の申込みページから可能で、必要事項はEメールアドレス・住所・氏名・生年月日・電話番号(国内の電話番号のみ)・パスワード(任意の半角英数字)となっています。

当選機会を広げる工夫も

 どうしても行きたい、という方が多いであろう東京2020オリンピック。今回は、当選機会を広げるための工夫も導入されています。

 1つ目が「カスケードサービス」。カスケードとは、申込時に希望した席種の抽選結果が「落選」となっても、一つ下の席種のチケットが販売定数に達していない場合、一つ下の席種のチケットについても抽選対象とすることができるものを指します。当選確率アップを狙うためにも、積極的に活用してみましょう!

 そして、2つ目が「第2希望選択サービス」。同サービスは、抽選申込時に、第2希望の申込が可能なサービスで、第2希望選択をしておけば、第1希望が落選しても、次に観たいセッションのチケットが入手できるかもしれません。注意点として、第1希望・第2希望を同じセッションで申し込むことができないので気をつけましょう。

不正転売防止にも注力

 昨今、チケット転売が問題視されていますが、東京2020のチケット販売では、この点にも配慮。チケットは、公式チケット販売チャネルで販売されたもののみ有効で、非公式チャネルで購入したチケットでは会場に入場することができません。

 万が一、当日いけなくなってしまった場合は、2020年春以降に、公式リセールサービスがスタートするので、"定価" で不要なチケットを公式転売するようにしましょう。逆に、当たらなかった方はこうした公式販売の機会を待ち、絶対に非公式チャネルで購入しないように注意してください。

競技ごとの価格情報も公開

 販売サイトのプレオープンにあわせて、各競技ごとの価格情報も公開されています。チケット価格は、予選/決勝に加えて、A〜Eまでの幅広いランク設定がされているので、予算と日程にあわせて選択しましょう!

 なお、各競技ごとの価格情報は公式サイトの競技情報から確認可能です。

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・公式サイト https://ticket.tokyo2020.org/

<Text:辻村>