ブーケに博多の思い出を――。福岡市で13日まであったフィギュアスケートの世界国別対抗戦でメダルを獲得したチームに、地元の伝統工芸の博多織や、桜の形のつまみ細工のアクセサリーが飾られた花束が贈られた。14日はメダリストたちによるエキシビションがあり、満員の会場で華麗な演技を披露した。

 フラワーアーティストの萬木(まんき)善之さんが手がけた。博多や春をイメージして海外選手に楽しんでもらえるデザインを考えた。「花そのものは国に持ち帰れないが、桜のアクセサリーはお土産として持って帰ってもらえたらうれしい」

 萬木さんは全日本選手権や国内開催の国際大会の花束を手がける宮田花店(東京)で花束のデザインを担当。今大会は団体戦で、表彰台に乗る3カ国計24人分の花束を製作した。これまでにもお菓子のマカロンを飾ったり、「和」をイメージして扇子をあしらったりするなど、その大会に合わせたオリジナルの花束を作り続けている。(浅野有美)