フィギュアスケートの世界国別対抗戦のエキシビションが14日、福岡市のマリンメッセ福岡であった。銀メダルを獲得した日本は、来月から新元号「令和」が始まるのに合わせ、平成のヒット曲をメドレーで滑った。

 宇野昌磨(トヨタ自動車)は「個性あふれる演技が見られると思います」と見どころを紹介。宇野がカラオケでよく歌うという米津玄師の「Lemon」から始まり、Mr.Childrenの「innocent world」、子ども番組から生まれた「だんご3兄弟」、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」、SMAPの「世界に一つだけの花」の5曲を滑った。「だんご3兄弟」では宇野と紀平梨花(関大ク)が息の合ったペアダンスを披露した。

 個人の演目では、宇野は3月の世界選手権まで使用した今季のショートプログラム(SP)で、英国のロック曲「天国への階段」を滑り、大技の3回転半―4回転トーループジャンプに挑んだ。田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメテーマ曲に合わせて激しくステップを踏むと大歓声が上がった。紀平はスパンコールがきらめく黒の衣装で3回転ジャンプを決めた。アンコールでフリー曲「ビューティフルストーム」を舞った。

 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は米ポップ界の歌姫、ブリトニー・スピアーズの「Toxic」の音楽に乗せ、妖艶(ようえん)な客室乗務員になりきった。

 優勝した米国は昨年の大ヒット曲、DA PUMPの「U.S.A.」のダンスを披露。最後は氷上に人文字で「USA」を描いた。(浅野有美)