2020年東京パラリンピック開幕まで500日となった13日、東京都内各地で関連イベントが開かれた。江東区豊洲では、パラリンピアンが車いすバスケットボールなどを来場者に指導。車いすラグビーの池崎大輔選手らが登壇したトークイベントには俳優の中尾明慶さんと仲里依紗さん夫妻が参加した。車いすラグビーの車いす同士が激しくぶつかり合うタックルを体験した中尾さんは「パラリンピックは自分の限界を決めずに挑戦する選手の姿が魅力。応援し続けたい」と話した。

 会場を訪れた桐生寛子さん(35)と鈴木しほさん(27)は、けがでともに20代から車いすで生活する。サーフィンや陸上に挑戦しているといい、桐生さんは「パラリンピック関連のイベントが盛んになり、車いすでもできるスポーツを知る機会が増えた」。鈴木さんは「競技体験で車いすを身近に感じてもらいながら、不便さも知ってほしい」と話した。

 品川区では、障害のある人とない人が組んでダブルスで戦うテニス大会「エンジェルテニスカップ」があり、約150人が参加した。人材会社「パソナグループ」の有志が主催し、25回目の開催。20回ほど参加しているという同社常務執行役員の有村明さん(53)は「参加することで障害者との共生を意識するようになり、理解も深まっていると思う」と語った。(斉藤寛子、平山亜理)