「音楽のまち」を目指す川崎市が、東京パラリンピック大会がある2020年度に、「インクルーシブ」な演奏会を市内で開催しようと準備を進めている。障害がある人もない人も、ともに参加する演奏会のことだ。市は障害者の音楽活動への参加を支えてきた英国のアート集団とも連携。本番に向けてワークショップを重ねながら、多様な人々がともに生きる社会の実現を目指す。

 音楽ホールなどを備えたJR川崎駅近くの複合施設「ミューザ川崎」で3月上旬の4日間、演奏会に向けた最初のワークショップが開かれた。障害者や交響楽団員、音楽療法士に加えて、演奏でコンピューターを使うことからプログラマーらが参加した。

 東京五輪・パラリンピックで英国のホストタウンになっている縁で、市が英国の国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルとワークショップを開催。講師として、英国のアート集団「ドレイク・ミュージック」(DM)のメンバーを招いた。