フィギュアスケートの世界国別対抗戦第2日は12日、福岡市のマリンメッセ福岡で男子フリー(午後7時開始)などがある。ショートプログラム(SP)3位の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが本番前の公式練習に臨んだ。

 フリー本番の衣装で練習した宇野はトリプルアクセル(3回転半)-4回転トーループ、4回転フリップ-3回転トーループなど高難度の連続ジャンプに果敢に挑戦した。「ジャンプ構成をがらっと変える。挑戦をやめない」と、11日のSP後に話していた通り、転倒しても起き上がって練習を続けた。大技のジャンプを着氷させた場面もあり、場内からは拍手がわき起こった。「この大会は新しいシーズンのスタートだと思っている」という宇野らしく、新境地へ挑み続ける。

 SP4位の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は4回転サルコーなどジャンプの状態を入念に確認した。世界選手権王者でSP1位のネーサン・チェン(米)は4回転からの連続ジャンプをきっちり着氷するなど、好調を維持している。

 男子フリーは田中が9番滑走(午後8時19分)、宇野が10番滑走(同8時27分)、チェンが最終12番滑走(同8時44分)の予定。

■紀平はアクセルを確認

 11日にあった女子SPで世界最高得点をたたき出したSP1位の紀平梨花(関大ク)とSP3位の坂本花織(シスメックス)も公式練習に臨んで、13日のフリーに向けて調整した。紀平はフリー曲をかけての練習で、トリプルアクセルジャンプを冒頭から2本続けて跳んだが、2本とも失敗した。ただ、曲をかけた練習以外でも、何度もトリプルアクセルジャンプを跳んで、感覚を確認した。坂本は曲かけの練習では目立ったミスはなし。3回転-3回転や3連続ジャンプなどもきっちり着氷した。