フィギュアスケートの世界国別対抗戦が11日、福岡市のマリンメッセ福岡で開幕した。第1日は男女ショートプログラム(SP)とアイスダンスのリズムダンス(RD)があり、2連覇を目指す日本は2位発進した。

 女子SPでは16歳の紀平梨花(関大ク)が自身の持つ世界最高得点を更新する83・97点をマークし、首位に立った。トリプルアクセル(3回転半)ジャンプを決めるなど、全ての要素の出来栄え点(GOE)で加点を引き出した。紀平は「今までは本当の笑顔はなかったけど、今回は本当の笑顔が出せた」と喜んだ。

 坂本花織(シスメックス)もミスのない演技を見せ、自己ベストを更新する76・95点で3位。「久々にゾーンに入れた」と語った。

 男子SPは宇野昌磨(トヨタ自動車)が予定していた4回転―3回転の連続ジャンプを決められず、92・78点で3位。「(成長するために自分自身が)練習段階では変われていたけど、本番では何も変わっていなかった」と淡々と語った。田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)が89・05点で4位。アイスダンスのRDは小松原美里(倉敷ク)とティム・コレト(米)組が60・93点で6位だった。小松原は「世界選手権ではフリーが滑れなくて悔しかったので、このチャンスを生かしていきたい」と話した。

 世界国別対抗戦は今季の主要国際大会の成績に基づくランキング上位6カ国が出場。各チームは男女シングル最大2人ずつとペア、アイスダンスの各1組がそれぞれSP(アイスダンスはRD)とフリーを滑る。それぞれの種目の順位点の合計で総合順位を決める。