スイス・マイリンゲンでのW杯開幕から1週間。その舞台をロシアの首都へと移し、12~14日にボルダリングW杯第2戦、スピードW杯の開幕戦が同時開催される。

 先週末のマイリンゲン大会では、男女合わせて3名が表彰台に立ち、今年も好調な滑り出しをみせた日本代表。今大会には、ボルダリングとスピード合わせて男子9名、女子4名がエントリーした。マイリンゲンで2位に入った楢崎智亜と野口啓代は、今年のW杯は3種目強化のトレーニングや調整のため出場大会を絞ることを公言しており、モスクワ大会には出場しない。他の選手には、彼らが抜けた穴を埋めるような活躍を期待したい。

 スピードでは、国内で唯一と言っていい専門選手、池田雄大がW杯デビューする。昨年に日本人初の6秒台を計測し、今年2月のスピードジャパンカップでは初代国内王者に立った男だ。5秒台を安定して計測する世界のトップ選手たちとまだ差があることは確かで、いきなりの上位進出は厳しいかもしれないが、今後に繋がるトライを見せてほしいところ。またリード、ボルダリングを得意とする海外選手もスピードへ多数エントリーしており、日本のライバルたちの動向にも注目したい。

 大会は12日にスピードの予選、決勝を行い、13日にボルダリングの予選、14日に同準決勝、決勝が行われる。

クライミングW杯2019 ロシア・モスクワ大会

スケジュール

4月12日(金)
14:00 ~ 17:00/スピード男女予選(20:00 ~ 23:00)
19:00 ~ 20:00/スピード男女決勝(13日 01:00 ~ 02:00)※ライブ中継
4月13日(土)
08:30 ~ 13:30/ボルダリング女子予選(14:30 ~ 19:00)
15:00 ~ 21:00/ボルダリング男子予選(21:00 ~ 03:00)
4月14日(日)
11:00 ~ 13:15/ボルダリング男女準決勝(17:00 ~ 19:15)※ライブ中継
18:45 ~ 20:00/ボルダリング女子決勝(15日 00:45 ~ 02:00)※ライブ中継
20:00 ~ 21:15/ボルダリング男子決勝(15日 02:00 ~ 03:15)※ライブ中継

※スケジュールは予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。
※カッコ内は日本時間。

日本代表 出場予定選手

<男子>
石松 大晟(Base Camp)/B・S
井上 祐二(福井県山岳連盟)/B
緒方 良行(神奈川大学)/B
川又 玲瑛(栃木県立宇都宮南高等学校)/B
杉本 怜(マイナビ)/B・S
高田 知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)/B
土肥 圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)/B・S
藤井 快(TEAM au)/B・S
池田 雄大(順天堂大学)/S

<女子>
伊藤 ふたば(TEAM au)/B・S
倉 菜々子(ウィルスタッフ)/B
中村 真緒(青山学院大学)/B・S
平野 夏海(国士舘高等学校)/B・S

※左から氏名、所属先、出場種目
※出場種目はB=ボルダリング、S=スピード

CREDITS

編集部 /

写真

窪田亮