大相撲春巡業の「五條場所」が1日、奈良県五條市の上野(こうずけ)公園総合体育館(シダーアリーナ)で催され、ファンら約2700人(主催者発表)が横綱鶴竜や新大関に昇進した貴景勝らの取組に声援を送った。同市での大相撲巡業開催は1955年以来64年ぶり。

 120人以上の力士が参加。郷土勢も出場した。十両の徳勝龍(奈良市出身)は劣勢をはね返して勝ち星を挙げ、大きな拍手を浴びた。

 貴景勝は結び前の一番に登場。栃ノ心に低く当たって押し出し、元気さを印象づけた。横綱白鵬は取組に出場しなかったが、その前に鶴竜とともに力強い土俵入りを披露し、観客を沸かせた。