大相撲春場所で優勝した横綱白鵬が千秋楽の表彰式中の優勝インタビューで三本締めの音頭を取ったことについて、日本相撲協会は28日の理事会で、協会規定に違反するかどうかの審議をコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)に委嘱することを決めた。

 白鵬の三本締めを巡っては、25日に横綱審議委員会から「手締めは全てが終わった後にするもの。本場所は(一番最後の)神送りの行事が終わって全部が終わる」と問題視する意見が上がり、26日の評議員会でも同様の意見が出たという。

 協会のコンプライアンス規程では「土俵上の礼儀、作法を欠くなど、相撲道の伝統と秩序を損なう行為」を「違反行為」と定めており、コンプラ委は今回の三本締めが違反に相当するかを議論する。昨年12月に発足した同委が、暴力事案以外で委嘱を受けることが明らかになるのは初めて。