日本スケート連盟は25日、主要国際大会の成績を基にした上位6カ国が出場するフィギュアの第6回世界国別対抗戦(4月11日開幕、マリンメッセ福岡)の日本代表選手を発表し、世界選手権2位の羽生結弦(ANA)は昨年11月に痛めた右足首が完治していないため欠場することになった。羽生は同連盟を通じて「ロシアで痛めた右足は完治していませんが、世界選手権に向け頑張ってきました。今さらに右足に負担をかけることは厳しく、医師からも引き続き加療が必要と言われました。出場できないことは残念ですが、一日も早くけがを完治させ、来シーズンに向け練習に励みます」とコメントした。

 この大会は原則として2年に1回開かれる(2011年大会は東日本大震災のため12年に延期)。2大会連続3度目の優勝を狙う日本は、男子が同4位の宇野昌磨(トヨタ自動車)、同14位の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)、女子は同4位の紀平梨花(関大ク)、同5位の坂本花織(シスメックス)が出場する。ペアは三浦璃来(大阪ク)、市橋翔哉(関大)組、アイスダンスは小松原美里(倉敷ク)、ティム・コレト(米)組。

 大会は、男女各2人とペア、アイスダンス各1組がそれぞれショートプログラム(SP、アイスダンスはリズムダンス)とフリーを滑る。SPとフリーで別々に順位点が与えられ、その合計で参加国の総合順位が決まる。

 この日、日本代表選手の記者会見が東京都内であり、宇野は「スタート!」という目標を掲げた。「世界選手権の悔しさを一日でも長く心に刻んで、成長したい、実力をつけたいと強く思っている。世界国別対抗戦から来季と思っている。僕は変わりたい」と語った。紀平は「練習している成果を出して笑顔で終わりたい」と意気込んだ。