フィギュアスケートの世界選手権第2日は21日、さいたまスーパーアリーナのサブリンクで男子の公式練習があり、昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ、ロシア杯で右足首を負傷して以来の実戦となる平昌(ピョンチャン)五輪金メダルの羽生結弦(ANA)が正午すぎにリンクに登場し、約1千人の観客から大きな歓声があがった。

 ショートプログラム(SP)曲「秋によせて」をかけた練習では、冒頭の4回転サルコーを着氷した。だが、続く3回転半(トリプルアクセル)ジャンプは回転が抜けて、1回転半に。後半の4回転―3回転の連続トーループも着氷はしたものの、最初の4回転の着氷がやや乱れた。

 ただ、その後の練習ではトリプルアクセルや連続トーループ、4回転ループなど次々に着氷させていた。「相手に勝つだけでなく、煮えたぎっている自分に素直に勝ちにいきたい」と語ったのは、19日の記者会見。勝負のSPへ、仕上がりは上々だ。