ラグビーの世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」(SR)に参戦している日本のサンウルブズが2020年限りでSRから除外されることが20日、わかった。21年以降の参加条件として年間約10億円の支払いをSRの運営団体から求められたが、応じなかったという。日本ラグビー協会などは22日にも記者会見を開く。

 SRにはニュージーランド、豪州、南アフリカ、アルゼンチン、日本のクラブが参加している。関係者によると、豪州などのテレビ局が放映権料を引きあげる代わりに、チーム数を15から14に減らして、現在は実現していない総当たり制を実施するよう要求。SRはこれを受け入れ、サンウルブズを削減対象とした。サンウルブズが放映権料の積み増し分など年間約10億円を支払えば参加させるとしたが、日本側は受け入れなかったという。

 サンウルブズは日本代表強化と競技普及のため16年からSRに参戦。代表に準じる存在として、日本代表選手が多数在籍する。契約期間は20年までの5シーズンだった。シーズンごとに勝ち星を増やし、昨季は3勝13敗だったものの、海外勢からはリーグのレベルを下げているとの批判があった。