2020年東京五輪で水球の会場になる「東京辰巳国際水泳場」(東京都江東区)について、都は19日の都議会文教委員会で、大会後、アイスリンクに改修する方針を説明した。活用方法としてプールや体育館も検討していたが、都内で不足しているアイスリンクの整備を優先した。

 東京辰巳国際水泳場は1993年に開館し、競泳の国際大会や日本選手権の会場にもなってきた。ただ、老朽化が進んでいるうえ、五輪で競泳などの会場になる「東京アクアティクスセンター」を近くに整備。同じエリアに新たなプールができることになり、大会後の利用法を検討していた。

 その中で都は、アイスリンクに注目。都によると、スケート人気が高まっている一方、都内で年間を通じて使用できるリンクは民間の4施設だけ。改修費は44億円ほどかかる見通しだが、1施設あたりの競技人口の多さや運営コストも踏まえ、アイスリンクが妥当と判断した。

 改修時期などは未定だが、フィギュアスケートやアイスホッケー、カーリングなどの利用を想定。市民の利用のほか、大会も開催できるようにするという。(斉藤寛子)