来年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、障害者スポーツに親しんでもらおうと、島根県雲南市加茂町宇治の市加茂B&G海洋センターで10日、パラスポーツ体験会が開かれた。5歳~小学4年生の子と保護者ら計約25人が、ゴールボール、ボッチャなどに挑んだ。

 ゴールボールは目隠しをしてバスケットボール大のボールを転がし合い、ボールの中に入った鈴の音を頼りにゴールを守る。指導した県障がい者スポーツ指導者協議会の細井利美副会長(67)は「ボールを手で止めるのは難しい。床に寝そべって体で止める」と助言し、参加者は床にはいつくばってプレーしていた。

 ボッチャは重度障害者のために考案され、野球のボール大の赤と青のボールを投げ合い、白い目標球にどれぐらい近づけるかを競う。赤ちゃんを抱っこして参加した雲南市加茂町の秦美佳さん(34)は「最後まで勝敗が分からなくてとても楽しかった。真剣にやると結構汗もかきます」と笑顔だった。(奥平真也)